印鑑登録は各自治体の「印鑑条例」に基づいています。

住民登録されている市区町村役場に登録する印章を持参して申請手続きをします。

やむを得ない理由で本人が申請できない場合は、代理人が委任状を持参すれば登録申請ができます。

登録する印鑑は一人一個に限ります。

（登録に際し官公署発行の写真入り身分証明書・運転免許証などを、本人が持参すれば早くできる場合があります。）

印鑑を登録する場合の条件のいくつかは次の通りです。

1. 住民基本台帳に登録されている氏名に限り、本人が満15歳以上であること。
2. フルネーム、または姓・名のいずれか、および氏と名の一部を組みあわせたもの
3. 印影の大きさが直径8mm以上25mm以内の正方形におさまるもの。
4. 印材はゴム印・プレス印など変形しやすいものを除く。
5. その印影が鮮明であるもの

などが条件です。

つまりご自身の戸籍上の氏名を8ミリ以上25ミリ以内の大きさで鮮明に彫刻したものが最適といえます。

大切な実印ですから既製印（三文判）などは避ける方が賢明です。このほか市町村によって登録条件にいくつかの相違がありますから直接おたずねください。

実印の書体
実印の書体には様々な種類がありますが、一般的なものはこれらの書体です。
由緒と格式のあるこれらの書体の中からお好みのものをお選びください。

実印のお求めは公益社団法人全日本印章業協会加盟会員の印章専門店をおすすめします。

加盟店は全国に約4,000店あり、店頭に組合印章を提示しています。

加盟店は 労働省技能検定による技術の習得、安心できる印材の厳選、印鑑登録やトラブルに際してのアドバイスを行っています。

近年通販などによる格安品も出回っていますが、信頼できる加盟店をお選びになることが大切な印鑑にとって最も重要なことです。